【掲載報告】東洋経済オンラインで「15分から働ける」就労支援の価値が紹介されました | ワンぽてぃと
【掲載報告】東洋経済オンラインで「15分から働ける」就労支援の価値が紹介されました
【嬉しいご報告です】
この度、日本有数のビジネスニュースサイトである「東洋経済オンライン」に、私たち特定非営利活動法人ワンぽてぃとの取り組みを詳細な記事として掲載していただきました。
食の専門ライターの方ならではの温かい視点で、私たちの活動の核心に光を当ててくださった素晴らしい内容となっています。この場を借りて、ご報告と感謝を申し上げます。
取材のきっかけは「食のプロ」の純粋な疑問
今回、取材してくださったのは、普段から多くの飲食店を取材されている食の専門ライターの方でした。
「飲食店でひきこもりの若者が15分から働ける!?」
私たちのこのユニークな取り組みを知り、ご興味を持ってくださったのが始まりです。飲食店の現場事情、特に人手不足の深刻さを熟知されているからこそ、「15分働いてくれるだけでも、お店は本当に助かるんですよ!」と、私たちのモデルの本質的な価値を深く理解してくださったことに、私たちは大きな勇気をいただきました。
「社会が責任を持つ」という言葉と、一筋の光
記事の中で、特に私たちの胸に響いた言葉があります。それは『社会が責任を持つ』という一節です。
学校には、卒業式や終業式といった、誰もが共通して経験する「節目」があります。しかし、ひとたび社会との繋がりが途切れてしまうと、そうした節目も、自分の立ち位置を確認する機会も失われてしまいます。
記事では、そんな出口の見えない暗闇の中にいる若者たちにとって、ワンぽてぃとの存在が「一筋の光」のように感じられる、と表現してくださいました。
私たちが提供しているのは、特別なプログラムではありません。普通の職場と同じように、ただ一緒に働き、時には失敗し、他愛もない話で笑い合う。そのごく自然な「当たり前」の環境こそが、彼らにとって社会と再び繋がるための、何よりも大切な一歩になるのだと、改めて教えられた気がします。
「拡声器」としての役割 – 取材の裏側にある想い
今回の取材には、記事には書ききれなかった後日談があります。
当初、取材は私個人に対しての予定でした。しかし、私たちの取り組みの重要性を深く受け止めてくださった記者さんが、「より多くの読者の方に、『他人事ではない』と気付いて欲しい」という熱い想いから、実際にワンぽてぃとを卒業した若者(とまり木さん)にも直接話を聞きたい、と申し出てくださったのです。
急なお願いであったにも関わらず、ご本人は様々な気持ちを抱えながらも、取材を快く引き受けてくれました。この場を借りて、心からの感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
私は常々、「自分は当事者の親ではあるけれど、当事者そのものではない」と考えています。当事者である若者たちは、声を上げたくても、どこに届ければ良いのか分からず、その声が誰かに届くこともありません。
だからこそ、私の役割は『拡声器』なのだと思っています。ご縁があった若者たちが、メディアという舞台を通じて、自らの「生の声」を社会に発信する。そのための舞台を用意するのが、私の仕事です。
「こんな風に働ける場所がもっと増えて欲しい」
ワンぽてぃとに関わってくれた若者たちは、例外なくそう言ってくれます。彼らが本当に求めているのは、立派な事業所や有資格者のいる特別な職場ではありません。ただ、理解してくれる人がいる「普通」の環境なのです。
私たちは、補助金のためだけのルールに縛られるのではなく、これからも当事者目線で創られた、本当に必要な仕組みを大切にし、広げていきたいと強く願っています。今回の記事が、その一助となることを心から願っています。
ぜひ、記事全文をご覧ください
私たちの想い、そして社会が今まさに必要としているかもしれない新しい働き方のヒントが、この記事には詰まっています。ぜひ、一人でも多くの方にお読みいただけますと幸いです。
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最後になりましたが、私たちの活動に光を当て、素晴らしい記事を執筆してくださったライター様、そして東洋経済オンラインの関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
ワンぽてぃと
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