弁護士協会が注目。春日井「とまり木事業」の理念と挑戦 | ワンぽてぃと
📞 弁護士協会の方から一本のお電話
先日、弁護士協会の方から一本のお電話をいただきました。 「取り組みのお話しを聞かせて下さい」
聞けば、朝日新聞さんの推薦で、私たち「ワンぽてぃと」の取り組みを知ってくださったとのこと。社会的弱者に寄り添う活動を広く知っていただくための、きっかけづくりをされているそうです。
これは、私たちが春日井の地で大切に育んできた「とまり木事業」の理念が、社会にとって「必要なもの」として認識され始めた、大きな一歩だと感じています。
この記事では、なぜ今、私たちの活動に専門家や各機関から声が寄せられているのか、そして私たちが目指す「とまり木事業」の核心についてお話しします。

弁護士協会の方が視察に来てくださいました
🌳 私たちが目指す「とまり木事業」とは?
ワンぽてぃとの取り組みは、単なる一つのカフェレストランの活動にとどまりません。
💖 必要なのは「受け止める心」、それだけ。
私たちが提唱する「とまり木」は、思いのある方なら誰もが、どこでも始められる取り組みです。 高額な初期費用や、複雑な資格は必要ありません。
必要なものは「受け止める心」、ただそれだけです。
これは、社会全体が変わらなくてはいけない問題であり、一刻の猶予もない「急務」であると私たちは考えています。
🏥 あらゆる専門機関からの共感と要請
この理念に対し、精神科医、大学病院、大学教授、社会福祉協議会、自立援助ホーム、児童相談所など、日々現場で格闘されている専門機関からも、多くの受け入れ要請や共感の声をいただいています。
視察は日本国内にとどまりませんでしたが、海外からも訪れるようになりました。
専門家の皆様から要請があるということは、この「とまり木」という仕組みが、ひきこもりからの脱出や、精神的な改善が期待できる「本質的な場所」であると認めていただけた証だと受け止めています。
☕ なぜ「普通のカフェ」が、助成金なしで運営するのか
ワンぽてぃとは、特別な支援施設ではなく、「普通のカフェレストラン」です。 私たちは、国や自治体からの助成金などを受けずに、自立した事業としてこの場所を営んでいます。
なぜなら、それこそが生きづらさを抱える当事者の方が本当に求めていることだと信じているからです。
「特別な支援」ではなく、「普通の社会」の中で、当たり前に受け入れられ、自分のペースで社会と関われる場所。 それこそが「とまり木」の価値なのです。
💔 6割が「働きたい」と願う現実と、私たちの疲弊
今、日本には「自分でも受け入れてくれる所があれば働きたい」と願いながら、その一歩を踏み出せずにいる方が何十万人もいます。生きづらさを抱えた方の実に6割が、そう願っているのです。
しかし、その思いとは裏腹に、先進国の中で自殺率No.1という悲しい現実があります。 命を断つ若者のニュースに、私たちはいつしか慣れてしまっていないでしょうか。
そして、今この社会で生きている、私たち自身の心もまた、疲弊していないでしょうか。
🤝 傍観者ではなく、「救う人」に。
悲しいニュースの傍観者ではなく、「救う人」になれるのが、この「とまり木事業」です。 この記事を読んで「何か」を感じた方、あなたも今日から始められます。
「何かやりたいけれど、何から始めたらいいか分からない」 最近、そんな「モヤモヤ」を抱えた方からのカウンセリングはこちらも増えています。 私たちは、そんなあなたに寄り添い、一緒に道を見つけます。
🕊️ 「とまり木」を全国へ。
とまり木(ワンぽてぃと)にとまって、社会をもう一度見渡す若者たち。 私たちは、この「羽を休めながら社会を見渡せる」とまり木事業を、全国に広めたいと本気で考えています。
若者たちが、とまり木を渡り歩いても良い。 そんな場所を、一緒に応援していただけませんか。

「とまり木事業」を全国に広めたい
ワンぽてぃと
- 住所:愛知県春日井市小野町4-9-10 1F
- 電話:080-4848-7770
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