【街かど冷蔵庫】善意が繋ぐ、ワンぽてぃとの「嬉しいお話」

2025年11月26日

🥬 【感動の実話】街かど冷蔵庫が繋いだ優しさのバトン

ワンぽてぃとには、「街かど冷蔵庫」という仕組みがあります。
これは、ご家庭で「期限はまだあるけれど食べないもの」をお持ちいただき、それを「今、必要としている人」にお渡しする、地域のみんなで作る冷蔵庫です。

先日、この場所で「昭和のお裾分け」の精神が、本当に温かい形で循環した出来事がありました。

「街かど冷蔵庫 ワンぽてぃと 嬉しい話」と書かれた黄色いバナー画像

😢 「収入の目処がつきましたので…」ある男性の恩返し

以前から街かど冷蔵庫を利用されていた、ある男性のお客様がいらっしゃいます。
いつも遠慮がちに、どこか申し訳なさそうに利用されていたその方が、先日ひょっこりと顔をのぞかせ、「今日は別件で…」と仰いました。

「収入の目処がつきましたので、裸ですいません…、少しですが…」
その手には、お札が握られていました。

私は驚いて「そんな…、頂けません」とお伝えしましたが、男性はこう続けられたのです。

「今までとても助かったので…。まだこれからもお世話になるかもしれませんので…。」

その言葉を聞いた瞬間、目頭が熱くなりました。
大変な思いをされてきたであろう中で、生活が少し落ち着いた時にワンぽてぃとを思い出し、こうして行動に移してくださる。
物価高で誰もが苦しいこの時代に、そのお心遣いは本当に尊く、素晴らしいことだと胸を打たれました。

🤝 頂いたお気持ちは「働く若者」の未来へ

💞 優しさの循環

男性から頂いた大切なお金は、
「それでは、ここで働く若者のお給料に充てさせていただきます」
とお伝えし、ありがたく頂戴いたしました。

食品を寄付してくださった誰かの善意が、困っている方の生活を支え、
そして今度はその方が、ワンぽてぃとで社会復帰を目指す若者たち(15分雇用)を支えてくださる。

これこそが、私たちが目指していた「優しさの循環」です。

✨ 昭和のお裾分けを、これからも。

「街かど冷蔵庫」は、単なる食料支援の場所ではありません。
余っているものと、欲しい人をつなぐ「中間地点」であり、心の交流が生まれる場所です。

ワンぽてぃとはこれからも、現代版「昭和のお裾分け」を繋いでいきます。
食品を入れてくださる方も、必要とされる方も。皆様の温かいお気持ちに、心から感謝いたします。

\ 誰でもご利用・ご寄付いただけます /

街かど冷蔵庫の「使い方・ルール」を見る

ワンぽてぃと

ワンぽてぃとは、生きづらさを抱える若者と共に歩むカフェレストランです。皆様のご来店を心よりお待ちしております!🐶💖