とまり木新聞 9月号|ビッグイシュー掲載と「そのままでいいよ」のメッセージ
秋風にのせて、今月のありがとう
すっかり秋めいてきましたね。今月もワンぽてぃとに足を運んでくれた皆さん、遠くから応援してくれている皆さん、本当にありがとうございます。
9月は、心がじんわり温かくなるような出来事がたくさんありました。この手作り新聞で、その温かさをおすそ分けしますね。
【特集】「そのままでいいよ」— ビッグイシュー掲載で交わした、涙の約束
今月、本当に、本当に嬉しいことがありました!
私たち「ワンぽてぃと」の活動が、雑誌『ビッグイシュー日本版』に掲載されたんです。
『ビッグイシュー』は、ホームレス状態の方が販売者となり、1冊500円のうち250円以上が自身の収入になる、という素晴らしい雑誌。イギリスで生まれ、日本では2003年から続く、希望を未来へつなぐ仕組みです。そんな意義深い雑誌に載せていただけたこと、心から嬉しく思います。

取材に来てくださった記者さんは、「生きづらさ」を抱える中学生のお子さんを持つお母さんでした。
「食べる事が、生きることが辛い。一日三度の食事が、どれほど苦痛な時間か…」
それは私たちの想像をはるかに超えるものでした。いつしか取材は、子を持つ親として痛みを分かち合う、涙の対話の時間になっていました。
この取材を通して、改めて強く、強く、そう伝えたいと感じました。
「受け止める社会をつくりたい」と発信する私と、「その想いを社会に広める術を持つ」記者さんとの出会い。一つひとつのご縁が繋がり、一人ひとりの気づきが増えれば、社会はきっと変わっていく。そう確信できた、本当に貴重な機会でした。

街で赤いベストを着た販売員さんを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
1冊500円で、未来への希望と、読み応えのある記事の両方が手に入ります。
この度は、本当に素敵なご縁をありがとうございました。
旅の青年がくれた、踏み出す勇気
ある日、東京から来たという青年がふらりと立ち寄ってくれました。なんと彼は、元不登校・ひきこもりの経験があり、所持金ゼロから日本一周の旅をしているとのこと!その行動力と、過去を乗り越えた強さに、私たちは大きな勇気をもらいました。「また来ます」と笑って去っていった彼。この一期一会も、私たちの大切な宝物です。

子どもたちの心の中をのぞいてみたら
交流の場「HANASOU-ZE」では、『もし透明人間になれたら?』というお話をしました。「動物をそっと観察したいな」「雨に濡れずに歩きたいな」。誰かを傷つけない、優しい願い事に心が温かくなりました。「話す」ことで心が「放たれる」。ワンぽてぃとが、そんな安心できる場所でありたいと願っています。

9月限定『お月見メニュー』も大好評でした!
9月は、まんまるの卵黄をお月様に見立てた「お月見ボロネーゼ」と「お月見ドリア」が登場。国産牛や黒毛和牛を贅沢に使った、心温まる味わいで大変ご好評をいただきました。

「どんなメニューだったの?」「食べ逃しちゃった!」という方は、ぜひ下のリンクから記事をご覧ください。秋の味覚と遊び心が詰まった、ワンぽてぃとらしいメニューをご紹介しています。
🚀 ワンぽてぃとの活動に興味を持ってくださった方へ
ひきこもり・不登校からの社会復帰を応援するカフェレストラン「ワンぽてぃと」では、15分単位で働ける「超フレックスタイム制」を導入しています。見学だけでも大歓迎です。お気軽にご連絡ください。
ワンぽてぃと
- 愛知県春日井市小野町4-9-10 1F
- 電話:080-4848-7770
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