【代表の想い】制度の枠に入る「手前」の若者たちへ。私たちが独自の居場所づくりを貫く理由

2026年8月29日

🌸 【代表の想い】「議員になれば?」という言葉と、有言実行へのこだわり

いつも愛知県春日井市のカフェレストランワンぽてぃとを応援していただき、ありがとうございます。

お店でお客様とお話ししていると、時折「小栗さん、議員になればいいのに」というお言葉をいただくことがあります。先日、その話を友達にしてみたところ、こんな風に言われました。

「議員さんって口だけの人しかなれないでしょ。加奈は、有言実行しようとするから無理だよ(笑)」

そう言われて、思わずお互いに失笑してしまいました。

🐾 既存の枠組みへの違和感と、譲れない信念

日々、生きづらさを抱える若者たちと向き合うこの取り組みをやっていると、「なぜ行政や一部の支援組織は、こういう思考になるのだろう?」と、その中に入って覗いてみたくなる瞬間があります。

社会復帰に向けて一生懸命に頑張っている子が、条件やマニュアルに合わないというだけで見過ごされてしまったり、心無い言葉に傷ついたりする姿を目の当たりにしてきました。時には「もっと要領よく、制度の枠に合わせてやればいいのに」という声を耳にすることもあります。

「でも、本当に合わせるべきなのは『制度の枠組み』ではなく、目の前で葛藤している『その人自身』のペースではないか?」

そのような現状を見聞きするたびに、私は強い違和感を覚えます。

だからこそ、ワンぽてぃとは就労支援事業所のような行政の指定施設という形をとらず、あくまで一般的なカフェレストランとして営業を続けています。行政の補助金に頼ることなく、独自路線を貫いているのは、組織の都合ではなく、純粋に目の前の人を助けたいからです。

🐾 制度の枠に入る「手前」で苦しむ若者たちのために

今は一昔前と違い、病院へ行き、障がい者手帳を取得し、就労支援事業所に通うといった制度や理解が社会に広まってきました。それは本当に素晴らしいことだと思っています。

しかし、その一方で、「病院に行くことすらできない」「制度に繋がる一歩が踏み出せない」と、枠組みの手前で一人苦しんでいる若者がいるのも事実です。

「自分でなんとかしたいと思った時に、自分の足で一歩踏み出せる『助走』のような場所があってもいいのではないか?」

私たちはそう考えています。福祉の枠組みに入る前に、まずは自分の足で立ち上がり、社会の風に触れてみる。ここで一歩踏み出すことで新たな道が開きそうならば、進学、アルバイト、就職という手もあります。もちろん、ここで少し自信をつけてから、安心して福祉や医療のサポートへと繋がっていく道も正解です。

実際にワンぽてぃとに来た方は、たくさんの方がここから進学し、アルバイトや就職へと羽ばたいていきました。

彼らが次のステップへ進む報告を聞くたびに、「ああ、この場所を創って本当によかった」と心から強く感じます。

🤝 【仲間の日常】制度の枠組みに入れなかった彼が、今はお客様に光を灯す

病院にも行けず、障がい者という枠組みにも入れなかった。それでも、ワンぽてぃとを「ひとつの光」として見つけ、今度は自分でお客様を笑顔にしようと葛藤しながらも奮闘している大切な仲間の日常を綴りました。

👉 ワンぽてぃとを支える大切な仲間との日常を読む

✨ 権力や肩書ではなく、想いで繋がる「優しいお店」へ

純粋な気持ちだけで突っ走ってきたものの、世の中の多くの人は「権力」や「肩書」、「大きな組織」に集まる傾向があります。現場で地道に動くだけの信念では、人は集まらないのかもしれないと孤独を感じる日もありました。

でも、だからこそ、こんな不器用なワンぽてぃとをいつも応援してくれるファンの皆様には、本当に頭が下がります。

私たちが目指す「優しいお店」は、決して私一人の力では作れません。お店に足を運んでくださる皆様の温かいご理解と応援があるからこそ、この居場所を守り続けることができています。

この先の展開もお楽しみに。引き続き、ワンぽてぃとをよろしくお願いいたします。

独自の居場所づくりが繋いだ、未来へのバトン

制度の枠組みにこだわらず、「目の前の人」と向き合い続けてきた結果、私たちの想いを受け継ぎ、自ら新たな「居場所」を創りたいと願う若者が育っています。
3年前の交流ノートから繋がった、感動の再会エピソードをご覧ください。

👉 【お客様との出会い】3年前のノートが繋いだご縁。薬剤師の彼女が描く「居場所づくり」とワンぽてぃとの想い

ワンぽてぃと

ワンぽてぃとで、焼いもを食べながら愛犬との特別な時間をお過ごしください。オリバーと共に、心よりお待ちしております!🐶💖