先日、第8回「ワン’s ペアレンツ」を開催しました。この会は、生きづらさを抱える若者のお母様方が集まり、肩の力を抜いてお話をする場です。

今回は、いつもの常連の方に加え、初めてご参加の方もお迎えし、皆さんとおしゃべりを楽しみました。

**ワンぽてぃと**で、手作りの料理を囲んで。

📝 価値観が変化する「心の歩み」

この会は、「話し合いましょう」ではなく、何でもない日常のお話をすることで、心が軽くなる時間を共有しています。

お子さんが「ひきこもり」の状態にあるとき、親御さんの心は不安でいっぱいになります。しかし、この交流会では、お母様方が互いの言葉に耳を傾けることで、新しい視点や考え方に出会うことができます。

「一見足踏みしているように見えても、違う視点から見ると、実は歩みを進めている」

この日の参加者の一人が語ったこの言葉は、まさに会のコンセプトを象徴していました。お子さんの小さな変化や、ご自身の心の変化を話したり、他の参加者の体験談を聞いたりする中で、「うちだけじゃないんだ」「こういう捉え方もあるんだ」と、自然と気持ちが軽くなる瞬間が生まれていました。公的な報告書には決して表れない、当事者だからこそ感じられる心の歩みを、私たちはこの会で何よりも大切にしています。

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