とまり木新聞7月号|社会に届ける当事者の声【ワンぽてぃと活動報告】

2025年10月1日

【特集】私は『拡声器』。当事者の声を社会に届けるということ

7月、「東洋経済オンライン」の記者さんから取材依頼をいただきました。当初は私だけの予定でしたが、記者さんの「より多くの読者に『他人事ではない』と気付いて欲しい」という熱い想いから、急遽、卒業した「とまり木」さん本人への取材が実現しました。

愛知県春日井市のカフェレストラン「ワンぽてぃと」にて、オーナーの小栗加奈さん(左)、とまり木さん(中央)、東洋経済オンラインの記者(右)が、若者支援の取り組みについて取材を受けている様子。

私はいつも言っています。私は当事者の親であって、当事者ではない、と。声を上げたくても届かない若者たちのために、私は舞台を用意する『拡声器』でありたい。そこで声を上げるのは、当事者本人なのです。

「こんな風に働ける場所が増えて欲しい」

卒業していく若者たちは、例外なくそう言ってくれます。彼らが求めているのは資格を持つ支援員がいる施設ではなく、理解のある人がいる「普通」の場所。その「生の当事者の声」が記事になったこと、本当に嬉しく思います。

【掲載報告】東洋経済オンラインで「15分から働ける」就労支援の価値が紹介されました | ワンぽてぃと

中日新聞掲載|1100名に届けた「15分雇用の可能性」

三重県での民生委員・児童委員の皆様への基調講演が、中日新聞に掲載されました。「生きづらさを抱えた方の才能に光を当てる」という私たちの想いを、とまり木さんの素晴らしい芸術性と共に紹介していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

中日新聞に三重県での基調講演が掲載されたことを知らせる画像

私たちは、とまり木さんから学び、共に成長させてもらっています。この「15分雇用の無限の可能性」を、これからも発信し続けます。

【メディア掲載】中日新聞に三重県での基調講演が掲載されました | ワンぽてぃと

報告書のない、心と向き合う場所

第9回 ワン’s ペアレンツ

生きづらさを抱えるお子さんを持つ親御さんの会。ここは「話し合い」ではなく、何でもない日常を語る「おしゃべり」の場です。計画書も報告書もありません。だからこそ、目の前にいるお母様方の心に、全ての時間を注ぐことができます。

ワンぽてぃとで和やかに談笑するワン'sペアレンツの参加者たち

当事者でないと分からない気持ちの変化に、柔軟に寄り添っていくこと。それこそが本当の優しさであり、成長だと信じています。この場を創ってくれたとまり木さん、集まってくださる皆様、本当にありがとうございます。

たくさんの笑顔をありがとう!今月のイベント

3周年記念パーティー(第1回)クラウドファンディングのご支援者を対象に開催しました。「いつか同じ取り組みをしたい」という声もいただき、私たちが活動を始めた頃の気持ちを思い出しました。

第10回 わちゃわちゃの会とまり木さんのアイデアで生まれたこの会も、結成1年で大人気に!可愛すぎるワンちゃんたちに、スタッフも仕事を忘れて癒されています。

挑戦は続く!とまり木さん発案「弁当モーニング」

「暮らしのニュース」にも掲載された「弁当モーニング」。とまり木さんの熱い想いから始まったこの挑戦も、継続できるかどうかの正念場を迎えています。お客様の声を参考に日々成長していますが、皆様の応援が何よりの力になります。私もできる限りサポートしていきます!

試行錯誤中の弁当モーニング

弁当モーニング誕生秘話とミニコミ紙掲載の舞台裏 | ワンぽてぃと

月替りの限定メニューも、ぜひご覧ください!

ワンぽてぃとでは、ひきこもり・不登校からの社会復帰を応援する取り組みと並行して、皆様のお腹と心を満たす、季節ごとの限定メニューにも力を入れています。感謝を込めて、大好評だった過去のメニューを振り返る記事を公開しています。

大好評だった牛すじまぜそば

「どんなメニューがあったのかな?」と気になった方は、ぜひ下のリンクからご覧ください。次回の限定メニューのヒントが隠されているかもしれませんよ!

【7月限定メニュー振り返り】牛すじ&本格抹茶スイーツの記事へ

🚀 ワンぽてぃとの活動に興味を持ってくださった方へ

ひきこもり・不登校からの社会復帰を応援するカフェレストランワンぽてぃと」では、15分単位で働ける「超フレックスタイム制」を導入しています。見学だけでも大歓迎です。お気軽にご連絡ください。

ワンぽてぃと

ワンぽてぃとで、焼いもを食べながら愛犬との特別な時間をお過ごしください。ご来店を心よりお待ちしております!🐶💖